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ウルトラマン&富士山

【グラフ】日本を訪れる外国人の数は?(2003年~2015年)

増えてるのは中国人だけ?

ここ数年、秋葉原を中心に中国人観光客が急増している、というニュースや話をよく耳にします。

今度は「爆飲み」!? お花見シーズンに中国人客が大量に押し寄せるっぽい…

来日中国人観光客、前年比2倍!? 買い物だけじゃない、彼らの目的とは

 
自分もたまに新宿や秋葉原に行くと「中国の人多いな~」と感じます。
でも数字的に、ホントにそうなの?と。
中国人だけなの?と。他は?と。(ちょっと職業病な気も)

そして今日、こんな記事も見ました。

新宿高島屋/デジタルサイネージを活用したインバウンドサービス

 
という感じで、訪日中国人に対する日本国内のサービスというか取り組みも増えてきているので、取り急ぎ日本を訪れる外国人の数について調べてみました。

確認したかったのは、

✔ どこの国の人がたくさん日本に来ているのか
✔ 国ごとの訪日数の推移

です。

訪日の「主な目的」も調べたかったのですが、サボりました、すみません。
後日気が向いたら「観光」と「就労」のデータを集計したいと思います。(データは以下のサイトにあるので)

データは日本政府観光局(JNTO)のサイトを参照しました。
http://www.jnto.go.jp/jpn/reference/tourism_data/visitor_trends/

 

[国別]訪日外客数(2014年)

国別(2014)

台湾、韓国、中国がズバ分抜けてます。
台湾と中国を合わせて「中国」とすると、ダントツです。
だいぶ離されて、香港、米国(アメリカ)、タイが続きます。

 

[年別]訪日外客数推移(アジア上位5国)

訪日外客数(年別)

台湾と中国の急増っぷりが目立ちますね。
韓国も年々増加しています。

 
 

[月別]訪日外客数推移(アジア上位5国)

訪日外客数(月別)

月別で見ると、韓国は東日本大震災の時にガクンと減っていて、その減少幅が目立ちます。
中国は2012年の後半くらいに一気に減って、そこから物凄い勢いで増加していってます。
増減の山はだいたい夏と年末年始です。

 
 

[年別]訪日外客数推移(アジア以外の主要国)

年別(アジア以外)

※米国(アメリカ)だけだいぶ多いので右軸にしています。

豪州(オーストラリア)の増加が目立ちますね。

 
 

[月別]訪日外客数推移(アジア以外の主要国)

月別(アジア以外)

月別で見ると、米国(アメリカ)からは3月、6月、10月が多く、豪州(オーストラリア)は1月に多いようです。

 
 

まとめ

少子高齢化、出生率低下で国内市場が縮小していく中、ビジネスのグローバル化が騒がれる昨今。
また、国内に目を向けた時に、海外から来た外国人=訪日外国人向けのビジネスも増えてきていますが、日本人のための海外現地でのサービスも増えてきています。

もとい、国内外問わず、「どこで」「誰に対し」「何を」提供したらよいか、と。
人の出入りが増え(日本から海外、海外から日本)、スマートフォンが普及し、ネット回線も早くなり、Apple Watchのようなテクノロジーもどんどん出て普及していくこれからは、今まで以上にこれらを考え、スピーディに実行していく必要があるのではないかと思います。
素晴らしい機会として、2020年に東京オリンピックもありますしね。

 
 

提供データ

訪日外客数Excelデータ

 
 

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