増えてるのは中国人だけ?
ここ数年、秋葉原を中心に中国人観光客が急増している、というニュースや話をよく耳にします。
今度は「爆飲み」!? お花見シーズンに中国人客が大量に押し寄せるっぽい…
来日中国人観光客、前年比2倍!? 買い物だけじゃない、彼らの目的とは
自分もたまに新宿や秋葉原に行くと「中国の人多いな~」と感じます。
でも数字的に、ホントにそうなの?と。
中国人だけなの?と。他は?と。(ちょっと職業病な気も)
そして今日、こんな記事も見ました。
新宿高島屋/デジタルサイネージを活用したインバウンドサービス
という感じで、訪日中国人に対する日本国内のサービスというか取り組みも増えてきているので、取り急ぎ日本を訪れる外国人の数について調べてみました。
確認したかったのは、
✔ どこの国の人がたくさん日本に来ているのか
✔ 国ごとの訪日数の推移
です。
訪日の「主な目的」も調べたかったのですが、サボりました、すみません。
後日気が向いたら「観光」と「就労」のデータを集計したいと思います。(データは以下のサイトにあるので)
データは日本政府観光局(JNTO)のサイトを参照しました。
http://www.jnto.go.jp/jpn/reference/tourism_data/visitor_trends/
[国別]訪日外客数(2014年)
台湾、韓国、中国がズバ分抜けてます。
台湾と中国を合わせて「中国」とすると、ダントツです。
だいぶ離されて、香港、米国(アメリカ)、タイが続きます。
[年別]訪日外客数推移(アジア上位5国)
台湾と中国の急増っぷりが目立ちますね。
韓国も年々増加しています。
[月別]訪日外客数推移(アジア上位5国)
月別で見ると、韓国は東日本大震災の時にガクンと減っていて、その減少幅が目立ちます。
中国は2012年の後半くらいに一気に減って、そこから物凄い勢いで増加していってます。
増減の山はだいたい夏と年末年始です。
[年別]訪日外客数推移(アジア以外の主要国)
※米国(アメリカ)だけだいぶ多いので右軸にしています。
豪州(オーストラリア)の増加が目立ちますね。
[月別]訪日外客数推移(アジア以外の主要国)
月別で見ると、米国(アメリカ)からは3月、6月、10月が多く、豪州(オーストラリア)は1月に多いようです。
まとめ
少子高齢化、出生率低下で国内市場が縮小していく中、ビジネスのグローバル化が騒がれる昨今。
また、国内に目を向けた時に、海外から来た外国人=訪日外国人向けのビジネスも増えてきていますが、日本人のための海外現地でのサービスも増えてきています。
もとい、国内外問わず、「どこで」「誰に対し」「何を」提供したらよいか、と。
人の出入りが増え(日本から海外、海外から日本)、スマートフォンが普及し、ネット回線も早くなり、Apple Watchのようなテクノロジーもどんどん出て普及していくこれからは、今まで以上にこれらを考え、スピーディに実行していく必要があるのではないかと思います。
素晴らしい機会として、2020年に東京オリンピックもありますしね。
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